こんにちは。noricoです。

皮脂膜という言葉を聞いたことありますか?

お肌は、この皮脂膜という薄さわずか0.5ミクロンの
天然の保護膜に覆われています。

皮脂膜と聞くと、単なる油の膜のようにも感じますが、
皮脂腺から分泌される皮脂(油分)と汗腺から出る汗(水分)が
混ざり乳化されクリーム状になります。
まさに乳液のように水と油でできているんですね。

皮脂膜の役割

①肌水分(角質層の水分)の蒸散を防ぐ

皮脂膜のもっとも重要な役割は、保湿膜としての働きです。

角質層のNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質が抱き込んだ水分を、
肌表面に保湿膜を張り、お肌の内側にしっかり閉じ込めます。

その皮脂膜の働きで、
お肌は潤いとみずみずしさを保つ事が出来ているのです。

 

②細菌や有害物質の侵入を防御する

健康なお肌の皮脂膜は、pH4.5~6.0の弱酸性。
善玉菌の繁殖が繁殖しやすい環境を整えるとともに、雑菌の繁殖を防いでいます。

 

③角質の剥離を防ぐ

皮脂は、常に肌一面を油膜で覆って、お肌が受けた衝撃や刺激を
スルッと滑らせながら逃がす働きをしています。

 

その他にも、・熱(暑さ)や寒さからお肌を守る
などの働きをしてくれています。

皮脂膜は、保湿&保護機能や、肌トラブル全般を防ぐ役割をしているんですね。

 

本来の力を発揮!

人間本来の機能として、こんなに素晴らしい力があるのに
過度に乳液やクリームを塗ってしまうと
逆に乾燥してしまうことがあります。

それは、乳液やクリームの中には
水と油を乳化させるための石油系の
基材が入っていることや
脳が「脂を出さなくてもいいよ!」と指令を出してしまい
本来の機能が怠けてしまうからなんです。

本来の機能を怠けさせるのではなく
自分で持っている素晴らしい機能を十分に発揮させるようにしませんか?

 

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